「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月29日より東京・NHKホールで行われている。この記事では細川たかしと坂本冬美のコメントを紹介する。

細川たかし

今年は紅白初出場時に歌唱した「心のこり」を、NMB48をバックに40年ぶりに歌う細川。彼は長寿番組である紅白について「お祭りですからね」とコメントしながら、「この先、10年、20年と続くのか。10年経ったら俺も75ですから。下も育てなきゃいけないし。上の者もいい声を保っていくのが大切だと思います」と後進の育成について言及した。

記者陣からは森進一の紅白卒業についての質問も寄せられ、細川は1つの区切りであると述べつつ「俺は出られるなら、出るなと言われない限り出たい! それくらいがんばる勢いがないと」と猛アピール。なおNHK側からのリクエストでひさびさに「心のこり」を歌うことになった彼は「歌詞は大丈夫! でも昔に比べて、音が半音上がってます」と過去との違いについて説明した。

坂本冬美

細川と同じく初出場時の楽曲「祝い酒」を歌う坂本冬美のステージでは、人気子役の鈴木梨央と寺田心をはじめとした14名の子供たちが踊りを披露する。坂本は子供たちとの共演について「もうかわいすぎて! 孫を見るような気持ちで、(本番が)楽しみです」と目を細め、「テレビを観ている方も、微笑ましく観ていただけるのではないかと」と視聴者の期待を煽った。

また、森進一の紅白卒業に対しては「寂しいのひと言ですね。ここ数年演歌勢は肩身の狭い感じですから、ベテラン勢の皆さんにがんばっていただきたくて」と正直な心境を吐露。そして「でもお決めになったことですから、しっかりと聴かせていただきます」とエールを送った。

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